ロング」カテゴリーアーカイブ

2008/06/08 鋸山林道

2008年6月8日 曇り時々晴れ
コース 多摩湖~二ツ塚峠~神戸岩~鋸山林道~大ダワ~奥多摩弁天橋~多摩湖

参加メンバー
鈴K ・ MARI ・ じゃみー75 ・ リーダー ・ yoshi-ken

今回のロングは、檜原と奥多摩をつなぐ鋸山林道へ行ってきました。バイクルでこのコースへ行ったことあるメンバーは少なく、情報があまりにも少ないため、コース的にきつそうだとか、道が悪そうだとか等の理由で、なかなか踏み入れない領域でした。

また、このコースは、バイクルの2008年奥多摩山脈制覇の第2弾になっているので、そろそろ実行しないといけない時期であり、では今回下見を兼ねて行ってみよう!ということでコースが決定しました。

恒例の走行会終了後、多摩湖下のコンビニで補給をしていよいよスタート。天気は曇りで、時折雲の切れ間から日が差すといった具合で、走っているにはちょうどいい季候。アプローチの市街地も車が少めで走りやすく、順調に進んで青梅に到着。

ここから秋川街道に乗り、二ツ塚峠を越えるのだが、まだまだ先が長いので、できるだけ脚を温存しておかなければならない。少し抑えめの登坂で無事峠を越え、下りきると武蔵五日市に到着。この先を考え、ここで一旦補給を兼ねたコンビニ休憩を取る。

補給食を買い込み、再びスタート。今までとは景色は一変し、山の中といった感じになる。同時に起伏も加わり、峠を前に脚の消耗を余儀なくされる。この辺りでは、非常にたくさんのサイクリストと出会う。おそらく風張峠を目指しているのだろう。今回は鋸山を目指すため、本宿のT字路を右折すると、ぴたりとサイクリストと出会わなくなる。

しばらく進むと、神戸岩(かのといわ)入口を発見。いよいよ道のり約8kmの鋸山林道だ!ここから神戸川沿いを上り始める。序盤はコースもわからないので、ゆっくり一丸となって進む。道幅が狭く、後から車が来てもなかなかパスしてもらえず気を遣う。

勾配も次第に高くなり、黙々と登っているとトンネルが現れる。このトンネルは短いのだが、中が真っ暗で路面が全く見えず、しかも道が悪い上に若干登りでカーブしていて、出口の明かりを頼りにバランスを取るしかない。なんともスリリングなトンネルを無事に脱出し、一同顔を見合わせホッとする。

気を取り直して登坂開始!勾配も更に増しているようで、この辺りから各々一人旅となる。道は所々滑り止めのために荒らしてあったり、わき水が流れて川のようになっていたりで、きつい上に走りにくい。次第に九十九折りになり、おそらくここがこのコースの最難関だと思いながら、ひたすらペダルを踏む。

木に覆われた道を抜けると目の前に山並みが広がり、おそらくこの先に続いているだろうガードレールが、遙か前方に見える。あそこまで行くのか?ずいぶん遠いいぞ!と思いつつ再び気合いを入れ直す。

メーターの距離や標高を確認すると、だいぶ上まで上がってきているようなので、ゴールはもう少しであろう。勾配は次第に緩み、さっき見たガードレールにたどり着く。今度は逆に、通ってきた道を眼下に眺めめながら上る。そしてようやく大ダワに到着です。

無事山頂で合流し、健闘をたたえ合う。

帰りは奥多摩側へ約6kmの下り。こちら側は道が荒く、勾配も更にきつそうだ。

いつかは上ろうなどと思いながらカーブを一つ一つこなす。そしてようやく下りきると弁天橋だ。

いつもの見慣れた景色に戻り、一同一安心。手慣れた(脚慣れた?)コースを走り、無事帰路に就きました。


2008/05/18 定峰峠

2008年5月18日 曇り時々晴れ
コース 多摩湖~飯能~小川町~定峰峠~白石峠~刈場坂峠~国道299~飯能~多摩湖

参加メンバー
あんちゃん ・ しゃくれ ・ T内 ・ Dandelion ・ リーダー ・ minamoto ・ kyukyuta

今回は「ゆっくり長く走りたいね!」ということで定峰峠へと向かいました。定峰峠へのアプローチは、飯能から毛呂山~小川町を経由するフラットなルートなので、前半は足を温存して山場に備え、メインの定峰峠も勾配は緩めということで、比較的楽なロングになるはずでした・・・。
走行会後、コンビニで補給食を調達しいよいよスタート。狭山湖~三ヶ島~金子を抜け一気に飯能に到着。ここからは県道30号線に乗り小川町を目指すという、メンバーにあまり馴染みのないコースを通ります。
宮沢湖を通過すると長めの下りがあり、その後細かいアップダウンが始まるので、体力温存を心がけ先を目指す。途中、白石峠への分岐なども確認し、「そのうち来ようね!」とモチベーションを上げる。しばらく走り小川町へ到着。峠を前にここでコンビニ休憩を取る。

補給をしながら道中の話に花を咲かせる。ルート確認もバッチリ済ませ再び走り始める。今度は県道11号線に乗り換え、しばらく行くと定峰峠への分岐に到着。いよいよ峠へ続く道になると、緩やかに勾配が上がりだす。「どこからが上り?」という感じの勾配なので、一丸となりゆっくり様子を見ながら進む。途中何名かのサイクリストとすれ違い、ここの人気度を改めて確認する。

バスの車庫を過ぎた辺りから、いよいよ峠道といった雰囲気になり、ここからは各々のペースで上がることにする。

道のりは約5km、標高差約250mという比較的緩めの上り。まあ、緩いと言っても、心拍数を上げて上っているので、それなりにはきつく、呼吸を荒立てながら無事定峰峠に到着。

しばらく休んだ後、白石峠を目指して走り出す。ここからは“グリーンライン”という尾根伝いを進む。「白石までは上り基調だよ!」と言いつつ一丸となり進む。次第に勾配が上がり、「きついなっ!」っと、思っていると白石峠に到着。フ~ッ。

そして次に目指すのは大野峠。上りもいい加減飽きてきたがまだ続くようだ。しばらく上るとようやく下りになる。気持ちよく下っていると大野峠への分岐に差し掛かる。標識通りに進むと、豪快なダウンヒルになる・・・?「こんなに下ったかなぁ・・・?」と思いながらとにかく下る。下りきったら見慣れぬ景色!どうやらコースを間違えたようです。

動揺を隠しつつルートを確認。近くにいた人に道を聞き、地図を見せてもらうと、刈場坂峠方面に続いている道らしい。このまま進みましょう!と、気を取り直して走り出す。しばらく行くと上りが始まる。道のりも勾配も予測が付かず不安だが、上るしかない。POLARで標高を確認すると約400mだ。ということは、約300から400mは上らなければならない・・・。

絶句する暇もなくとにかく上る。途中下ってきたサイクリストに、あとどの位上るのか教えてもらいながら、ようやくこの坂を上り切り、再びグリーンラインに出ることができた。ここから少し進んで無事刈場坂峠に到着。ようやくメンバーの顔に笑みが見えた。

りんどう茶屋で、お馴染み山椒みそおでんを頂き、帰りは国道299号線に乗って、無事帰路に就くことができました。

無事生還後の記念撮影
(マトリックスっぽい)


2008/05/04 正丸峠

2008年5月4日 曇りのち晴れ
コース 多摩湖~笹仁田峠~山王峠~山伏峠~正丸峠~山伏峠~山王峠~笹仁田峠~多摩湖

参加メンバー
あおちゃん ・ kanjo ・ K菅 ・ ツインズ2号 ・ わんにゃ ・ 鈴K ・ MARI ・ Dandelion ・ barbar ・ じゃみー75 ・ リーダー ・ minamoto

今回は、あまりロング経験のないメンバーの“バイクルロングデビュー”という事で、コースを「正丸峠」に設定し、峠の茶屋で「正丸丼」か「ジンギスカン」でも食べましょうか!?なんて決めていたんですが、気が付くと参加が12名になっていて、イベント気分満載の大所帯でのロングとなっていました。
毎度お馴染みの多摩湖下のコンビニで補給をしながら、名栗川までのアプローチを思案。小沢峠経由か山王峠経由かは、安全パイで山王峠経由に決定です。

補給も終わりロングスタート。人数が多いので2手に分かれて市街地を走行。なんだか行く先の雲が怪しい感じだ。湿度も高く、曇っていながらもムシムシする。途中から残堀川沿いにコースを変えて市街地をクリアした後、しばらく進むと一つ目の峠笹仁田峠に差し掛かる。今回初メンバーの「一つめの峠ですか?」の問いに、「ほんの少しの上りですよ!」と答えながらあっさりクリア。

一気にダウンヒルし岩蔵温泉を通過すると、今度は二つめの峠山王峠が始まる。ここはメンバー一丸となり、足を温存したままゆっくりクリアするのだが、脳内モルヒネが出始めたか?次第にメンバーがハイになり騒ぎ出す。

峠を越え、名栗川沿いの道に出たところの最初のコンビニで休憩を取る。メンバーにはまだまだ疲労の色はなく、初参加組も「全然大丈夫ですよ!」と頼もしい。しばらく休んだあと名栗川沿いを進む。天気は次第に回復し、晴れ間がのぞき出すと湿度も下がってきて気持ちのいいサイクリング日和となる。

山伏峠麓の水汲み場に到着し水分補給。そしていよいよ今回メインの山伏峠越えのヒルライム開始!「じゃぁ、上で!」と声をかけ、メンバーそれぞれ思い思いに上って、無事峠で合流。初参加組もがんばりました!

最終目的地の正丸峠へはあと1kmの上りのみだが、走り始めると、今回初参加メンバーの後輪がペシャンコになっているではないか!本人は気付かず山伏峠を越えてきたようです。とりあえずスローパンクなので、一旦空気を補充して正丸峠に無事到着しました。

峠の茶屋ではジンギスカンを囲み、プチ宴会状態!ひとしきり食べた後はパンク修理です。「今日はこのままじゃ終わらない気がするなぁ~。」とつぶやきながら修理は完了!

・・・予感は的中で、帰り途中あと2回パンクに見舞われてしまうのでした。