2012年10月21日 晴 17℃(スタート時) 179.0km 超ロング
コース 小平~多摩湖~青梅~奥多摩湖~道の駅たばやま~柳沢峠~奥多摩湖~青梅~多摩湖~小平
参加メンバー
じゃみー75 ・ omiemon ・ barbar ・ ITO ・ ぶ~りん ・ さおりん ・ Dandelion ・ yoshi-ken ・ tao ・ T上 ・ 満生
今年も行ってきました、柳沢峠超ロング!
特にクラブの恒例行事というわけではないんですが、毎年この時期になると柳沢峠に行くのがなんとなく定番になっているのです。
天気は快晴で、気温は高くなく低くもなく程良い陽気の自転車日和になりました。昨年は雨上がりで路面コンディションが悪く、パンクが3回(+おまけの1回)もあってなかなか大変でした。さらにスポーク切れもあったりとトラブル続きだったんです。今年は路面も良く、メンテも万全だったので、ノントラブルで走り終えることができました。
今回のロングのように長丁場の場合、いつも以上にペース配分に気を遣う必要があります。普段と同じよう走ってしまうと、後半になって全く脚が動かなくなってしまうのです。アプローチは走り慣れた奥多摩湖小河内ダムなので、よけいに普段と同じように走ってしまわないように注意しながら走ります。小河内ダムまでの5kmの上りは特に温存して上りました。
ダムで一休みしたあと、非日常の領域に向かいスタートします。ここから柳沢峠まではおよそ35km。フラットな奥多摩湖畔を進んだあとは細かいアップダウンが何度となく続きます。ここからは先頭交代はやめて、集団一丸となって進みます。この辺りの走りが一番会話も多く、きついながらも楽しい部分です。
「道の駅たばやま」でいったん休憩を経てしばらく進むと、柳沢峠の麓にたどり着きます。峠道は集団走行を解禁し、それぞれのペースで上ります。途中、落合キャンプ場でいったん合流し、再び上り始めます。峠まではおよそ7km。普段ならちょっときついくらいの峠道も、ここまで走ってきた疲労があるので思うように脚が動きません。
スタート早々跳ばしていくメンバーもあれば、昨年足が痙って苦戦したリベンジや、ちょっとブランクがあって乗れてなかったり、直前で体調不良等々・・・、それぞれの思いで上りに挑みます。周りの景色は若干紅葉していて青空とのコントラストが綺麗でしたが、そんな物は殆ど見る余裕もなく、どうにかこうにかといった感じで峠にゴールしました。
峠からは、今年も富士山がよく見えていて、これまでの苦労を吹き飛ばしてくれました。これまで走ってきた余韻にしばらく浸りつつも、帰りの時間も考えなくてはならないので、あまりゆっくりはしていられません。記念撮影をして早々に下山開始です。
峠道の下りは殆どペダルを漕ぐ必要もなく、一気に峠の麓を通過します。途中のアップダウンは下った分上らなければなりませんが、失速することなくペースをキープし、ほぼノンストップで小河内ダム到着。日も沈み始めているので、小休止したあと古里のコンビニまで進み、最後の休憩を取ります。
十分に補給をして、最終ランを開始する頃には辺りはかなり薄暗くなっています。疲れている体に、慣れないナイトランですが、集団は一列のままペースを落とさず爆走します。気分は次第にハイ状態になり、明らかにいつもと違う走りをキープしたまま、多摩湖まで帰還したところで最後のミーティングをし、本日の健闘をたたえ合いました。