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2015/09/20 大弛峠 超超ロング

2015年9月20日 晴 278.86km
コース 大弛峠

参加メンバー
barbar ・ じゃみー75 ・ tao ・ omiemon ・ さく ・ T上 ・ Dandelion ・ リーダー


ついに行くところまでいっちゃいました!
今回のロングはバイクル最長距離にして最高標高となる、山梨県の大弛峠へ行ってきました!

大弛峠は山梨県の塩山から北へ30kmほど上る峠道。
車で越えられる車道峠としては、日本で一番高い2,365mを誇る超級ヒルクライムコースなんです。
バイクルでは6年前に一度上ったことがあるんですが、そのときは塩山まで車で移動してヒルクライムだけを楽しみました。

しかし今回はバイクルから自走で行って自走で帰ってくるアドベンチャーライド。
コースはバイクル~多摩湖~奥多摩湖~柳沢峠~塩山~大弛峠~塩山~笹子~大月~大垂水峠~バイクルで、距離にして280kmにも及びます。

殆どのメンバーが未経験のゾーンということで、完走できるかという不安を抱きつつのチャレンジとなりました。

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今回の集合場所はバイクルではなく多摩湖近くのコンビニ。
帰りが遅くなるので、少しでも時間のロスをなくすためにコース途中の集まりやすいポイントを選びました。
午前5時5分、8名のメンバーが集まったところで、ドキドキのスタートです!

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集合時は真っ暗だった空も、走り出してしばらくすると明るくなってきました。
東の空には朝焼けが広がっていて幻想的です。
いつもとちょっと違う景色や空気が新鮮で、思わずテンションが上がります。

今回のライドは朝の5時にスタートして、帰りは夜の11時の予定。
なんと18時間にも及ぶ行程です。
起きている間の殆どが自転車の上で過ごすことになりますね。

このような長丁場を走りきるポイントは、なんといってもペース配分なんです。
いつものロングよりスローペースにするんですが、あまりゆっくりだと帰りが遅くなってしまうので、ほんの少しペースを落とす程度にとどめます。

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まず始めの目的地奥多摩湖に到着しました。
ペースも全く崩れてなく、足もフレッシュです!

今回はとにかく天気がよくて助かりました。
雨の降る心配はまずなさそうで、気温もそれほど高くなく走りやすい陽気です。
奥多摩湖から先は特に景色のいいところが多いので、気分良く走れそうです。

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柳沢峠方面を走るときに必ず立ち寄るのが「道の駅たばやま」です。
以前はまだ道の駅がなかったので、奥多摩湖から柳沢峠の間の補給やトイレ休憩などは大変だったんです。
バイクラックも設置してあり、自転車歓迎の感じもありがたいです。

今回もしっかり補充をすませて次の柳沢峠を目指します!

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道の駅から10km弱進むと、いよいよ最初の難関柳沢峠ヒルクライム開始です。
距離約9.5kmで600mほど上る難易度の高い峠道です。

普段だとこの峠が最終なのでそこそこペースを上げますが、今回はまだまだ三分の一程度しか進んでいないので、温存して上りをこなします。

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峠まで残りわずかのループを渡ります。
足にはまだ余力を残したまま、集団のまま上っていきます。

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無事柳沢峠に到着しました!
第一の難関を軽く?越えて、余裕の笑顔です。

今回は余韻に浸ることなく短めの休憩で先を目指します。

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ということで約20kmのダウンヒル。一気に塩山まで下ります。

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そしてあっという間に塩山に到着。
観光気分も忘れずに武田信玄像と記念写真です。

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そしてついにやって参りました大弛峠ヒルクライム開始です。
遠くに見えるあの山(どの山?)を目指してがんばります。

峠までは約30kmで2,000m上ります。
ちょうど真ん中辺りに乙女湖・琴川ダムがあるので、まずはそこを目指して上ります。

開始早々は直線的な道が多く勾配が高い坂が続きます。
おまけに気温が高くなってきたので、かなり苦戦のスタートになりました。

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5km程上ると九十九折りに入るので、傾斜は若干緩くなり気温も下がって少し楽になります。
しかし既に足がいっぱいなので、ちっとも楽ではありません。
とにかく一漕ぎ一漕ぎペダルを踏むのみです。

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標高1,300m辺りまで上がってきました。
気温はぐっと下がり、涼しいを過ぎて肌寒くなってきました。
琴川ダムまであと少し!

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中間の琴川ダムに無事到着。
少し長めの休憩をして、残りの15kmに備えます。

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ダムから先の15kmは少し勾配は緩くなります。
既に足が売り切れているので楽にはなりませんが、なんとか峠まで上り切れそうです。

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残り13kmから8km辺りで傾斜が緩むので、ここは一丸となって上ります。
勾配3%程度なので集団でペースアップし、少しでも時間を稼ぎます。

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残り8km辺りからは再び傾斜が上がり、ぐっと負荷がかかります。
まるで重力が何倍に増したような感覚です。

ここからがこの上りの正念場。
最後の力を振り絞っていきたいところですが、もう力は残っていません。
あとは気力のみ。
なんとか峠のゴール目指してがんばるしかありません。

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残り距離の目印を頼りに一歩一歩、とにかく前へ前へ・・・。

そしてついに感動の峠に到着。
みんなよくがんばりました。

もう自転車から降りる力も残ってませ~ん!

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大弛峠で最高の記念撮影!
本当にみなさんいい顔してます。お疲れ様でした!

これだけのことやり遂げて、しばし余韻に浸っていたいところですが、大事なことを忘れてはいけません。
そうです、帰らなければならないのです。

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とにかく補給をすませて、長い長~いダウンヒル開始です。

下りって楽なイメージですが、体のあちこちが痛い状態で、極寒のダウンヒルを1時間以上するのですから、これはこれで大変行程なんです。

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塩山まで無事下ってきて、帰路に向けて補給中。
ここまでの事やこれからの事など、話も尽きません。

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午後5時50分帰路に向けてスタート開始!
残り距離110km!

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大弛峠までが疲労との戦いなら、帰り道は時間との戦い。
気持ちを切らさず突っ走ります。

ナイトランに慣れてないとか言ってる場合じゃなく、集団から千切れたら終わり。
どんなにペースが上がってもだれひとり弱音を吐きません。
今までの疲労は何処へやら、力がどんどん湧いてきます。

笹子トンネルへの長い上りを越え、大月~上野原~藤野~相模湖・・・。
だんだん家に近くなってきます。

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そして最後の最後の難関大垂水峠も無事越えました!

このあと高尾で最終の休憩を入れて、残り30kmも気持ちを切らさず、全員無事に超超ロング完走しました!
バイクル到着時刻23時15分でした。

今回のアドベンチャーロングは、メンバーの行ってみたい!の一言でチャレンジすることになりました。
当初は無理ではないかと思っていたんですが、いろいろプランを練って実行することになりました。

何一つトラブルもなく完走できて最高の思い出になりました!
みなさん本当にありがとう!


2015/09/13 山伏峠~正丸峠

2015年9月13日 晴 26℃(スタート時) 107.4km
コース 山伏峠~正丸峠

参加メンバー
omiemon ・ じゃみー75 ・ tao ・ リーダー


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バイクルロングの定番中の定番コース、山伏峠経由で正丸峠へ行ってきました。

今回は午後から天気が崩れるとのことなので、早めに帰れる近場とも思ったんですが、来週のロングが比較的長いコースということもあり、しっかり走っておきたいので、定番コーズを選びました。

午後から天気が崩れるという割に、集合時間は晴れ間が広がって、気持ちのいい自転車日和になりました。
走り出すと軽く汗ばむくらいで残暑を楽しめそうです。

今回は少数精鋭ということでペースが若干速めな展開。
普段はペースが上がりだすとしっかり抑えが入るのですが、今回は抑える人がいません。次第にエスカレートしてしまいかなりのハイペースで進みました。

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高速ランで市街地を抜けたあとの最初の難関は小沢峠。
緩い勾配がだらだら続き、足に疲労が蓄積された終盤に一気に勾配がアップする上りにくい峠道です。
平坦で飛ばしたツケもあって、疲労困憊で峠を越えました。

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小沢峠を越えたあとは名栗川沿いを進みます。
天気は予報通り曇り空に変わり、ところどころでは今にも降り出しそうな気配です。

市街地の高速走行は峠を越えたあとも何となく続いたまま・・・。
メインの峠を前に不安を抱きながらも飛ばし続けます。

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そしてメインの山伏峠に突入。
もちろん上り始めから足が売り切れてます。
序盤からしばらくは一丸となって上っていましたが、少しずつペースが合わなくなって、最後はばらばらに正丸峠にゴールしました。

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無事正丸峠に着いてホッと一安心。

このあと帰路もやっぱりハイペースになりました。
一度動き出したリズムはなかなか元に戻りませんでした。


2015/09/06 天目指峠~正丸峠

2015年9月6日 曇 25℃(スタート時) 110.2km
コース 天目指峠~正丸峠

参加メンバー
じゃみー75 ・ ニャンジロウ ・ barbar ・ T上 ・ リーダー


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関東地方はすっきりしない空模様が続いています。
今回も天気予報は午後から雨模様とのことですが、なんとか降られる前に帰ってこられればという思いでロング決行しました。

今回コースに選んだのは定番の正丸峠。
普段だと山伏峠側からアクセスしますが、今回は国道299号線から上るルートを選択。
国道299号線へは天目指峠を越えてアプローチする、いつもと違うコースでチャレンジしました。

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天目指峠は名栗川沿いの県道53号線と国道299号線を繋ぐ峠道。
距離は2.5km程と短めですが、平均勾配役8.8%程ある険しいコース。
あくまでもメインの正丸峠へのアプローチなので、ここではあまり足を使いたくありませんが、上りの中盤辺りから傾斜がきつくなるので、脚に疲労をいっぱい溜め込んで峠を越えました。

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天目指峠にて。
笑顔の裏に疲労の色が・・・。

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天目指峠を越えたあとは正丸峠の麓まで国道299号線を3km程進みますが、実はここが結構きついんです。
道幅が広いので傾斜を感じにくいのですが、気づかないうちに結構上っていて疲労が増していきます。

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メインの正丸峠は、道のり約4kmで平均勾配5.5%と比較的緩めな峠道。
ここまで疲労しながらも温存傾向で走ったので、溜めていたものを一気にだしてハイペースな展開になりました。

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正丸峠にて。
比較的速いペースで進んだので、予定していた時間より早く着きました。

このあと山伏峠~山王峠~笹仁田峠と定番の峠を越えて、雨にも降られることなく無事帰路に就きました。

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おまけ。
今回も連続パンク記録更新しました。
いったいどうしちゃったんでしょうか・・・?