ロング」カテゴリーアーカイブ

2015/08/02 顔振峠

2015年8月2日 晴 31℃(スタート時) 95.8km
コース 顔振峠

参加メンバー
omiemon ・ ニャンジロウ ・ tao ・ さおりん ・ you大 ・ barbar ・ Dandelion ・ T上 ・ さく ・ リーダー


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先週に引き続き激坂にチャレンジしてきました。

今回のコースは埼玉県飯能市の顔振峠。
コースに選んだ一番の理由は涼しい峠の上でのランチ。
できるだけ暑いところにいる時間を短くして、疲労を軽減するのがねらいです。

顔振峠の上りはいくつかルートがありますが、バイクルの定番は国道299号線・吾野から上る一番勾配のきついルート。
前回の和田峠に比べると距離が少し短く、一カ所緩く下るポイントがあり脚を休められるのですが、坂の勾配自体は和田峠と同じようにきついハードヒルクライムコースです。

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峠までのアプローチは多摩湖・狭山湖の北側を走る県道179号所沢青梅線~八高線沿いを進み、飯能でいったん休憩。飯能からは国道299号線で吾野へと進み、顔振峠にアクセスします。

今回は気温の割に比較的涼しく感じました。
先週とスタート時の気温は同じですが、湿度の関係か体感温度は確実に低く、走りやすくて助かりました。

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この季節、信号待ちの正しい方法。
交差点は数十メートル先ですが、停車は日陰を利用して熱中症予防です。

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国道299号線を吾野まで進むと、新しく吾野トンネルが開通していました。
大きなワインディングカーブをパスさせて、交通をスムーズにさせているようです。
そして、このトンネルを抜けたところが顔振峠の麓です。

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峠の麓に着いたところで、いつもなら小休止するのですが、今回は休み無くヒルクライム開始になりました。

上りはじめは勾配も緩く一丸となって進みます。
しばらく進むと勾配が段階的に上がり激坂ゾーンへ突入します。
激坂区間は約2kmほど。この区間は休むことができず、歯を食いしばってペダルを漕ぐのみです。

先週の和田峠同様、心拍数は一気に上がってしまい、一度上がった心拍数はなかなか下がりません。心拍数を下げようとペースを落とすと止まってしまうので、とにかく漕ぐしかないのです。

そうこうしているうちに激坂区間が終わり、緩い下りでインターバル。
後半の上りは比較的緩めの勾配。もう一踏ん張りしてようやく峠に到着しました。

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峠に着くと疲労と暑さでオーバーヒート状態。
ドリンクを飲んだり、頭から水をかぶったりして体を冷やしました。

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今日の本当の目的。涼しい峠でのランチタイム。
ここは眺めがよくて涼しくて食事がおいしい最高の場所です。

おいしいランチで鋭気を養い、帰りも東峠、山王峠、笹仁田峠の3つの峠を越えて帰路に就きました。

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今週もおまけ。
今回は何もトラブルなしかなと思っていましたが、最後の笹仁田峠の手前でプシュー!
またパンク発生してしまいました!
有間の神様、そろそろ許してください!


2015/07/26 和田峠

2015年7月26日 晴 31℃(スタート時) 87.0km
コース 和田峠

参加メンバー
ニャンジロウ ・ omiemon ・ tao ・ ITO ・ さおりん ・ barbar ・ Dandelion ・ リーダー


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関東地方は猛暑日が続いています。
こんな時は外出を控えるようにとか、運動を控えるようにとかいわれていますが、せっかくの週末なのでロングへ行ってきました。

今回のコースは、できるだけ涼しいところと思い、いろいろと考えて、峠道に木陰が多い和田峠へ行くことになりました。
ただ木陰といっても坂は激坂クラス。
涼しいのがいいのか、ゆるくても暑いほうがいいのか疑問を抱きながらのスタートとなりました。

和田峠へは玉川上水路から多摩南北道路~甲州街道~浅川CR~陣馬街道というアプローチ。
コースは平坦なので、峠以外はきつくありませんが、今回は暑さとの戦いの方がメインになります。

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気温はバイクルスタートの時点で31℃をマーク。
そしてどんどん上昇していきます。

走り出しの玉川上水路は比較的木陰が多くて走りやすいですが、幹線道路に出ると、日差しを遮るものがないので、かなりの暑さになります。

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八王子・石川のコンビニで2人のメンバーと無事合流し、再スタートしようとバイクにまたがったらパンクが発生してました。
何ともばつの悪いタイミングになってしまいました。

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気を取り直して再々スタート。

こういう暑い日は、いろいろな暑さ対策が必要になります。
交差点での停車のしかたにも一工夫あります。
1.停車時は日陰を選ぶ
2.車の真横は避ける
3.少しでも風を切るために止まらずにゆっくりゆっくり走り続ける。
※いずれも交通の妨げにならない範囲で・・・。

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先ほどのパンクを終えたコンビニから数百メートルほど走ったところで、またパンク発生。
先週のパンク続出からまだまだ記録更新中です。

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浅川サイクリングロードを過ぎ、灼熱の陣馬街道進みます。
陣馬街道は奥に進むに従って、涼しくなるんですが、今回は全然気温が下がりません。
少しずつ上り始めるので、峠の麓に着くとかなり消耗していました。

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そして和田峠へのヒルクライム開始です。
ここは思っていたとおり木陰が多いので、比較的楽に感じます。
しかし激坂とあって上るのは一苦労です。

スローペースで上り始めますが、開始早々勾配が上がり、集団はすぐにばらけてしまいました。
心拍数も一気に上がってしまうので、ペースを抑えようとしますが、勾配の方がきついので、コントロールが効かないまま上り続けるしかありません。

そうこうしているうちに激坂区間も終わり、残りは惰性でなんとか上り無事峠に到着しました。

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和田峠は風通りがよかったので、涼しくて気持ちのいい休憩ができました。

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おまけ。
帰路も暑かったのでがんばって走り、冷房の効いたお店でお昼をいただき、最終ランを始めようとしたらまたパンク発生です。

有間の神様!もうそろそろ許してください。


2015/07/19 有間峠

2015年7月19日 晴 29℃(スタート時) 154.8km
コース 有間峠

参加メンバー
じゃみー75 ・ tao ・ ぶ~りん ・ omiemon ・ T上 ・ Dandelion ・ barbar ・ さく ・ リーダー


第3日曜日の今回はいつもより長めの距離を走るガッツリロングデー。
ということで、今回コースに選んだのは有間峠。

有間峠は名栗と秩父を繋ぐ峠道で、バイクルでも名栗側からの上りは何度かトライしていますが、今回は反対側の秩父側から上ります。
秩父側からの上り距離は20kmと長く、この辺りの峠道では一番長いと思われるので、ここは一つ制覇しておかなければということで、モチベーションの高いチャレンジとなりました。

しかし有間峠はバイクル鬼門のコースでもあって、行くたびにパンクや落車などのトラブルが必ず起こってしまう、いわくつきのコースでもあるのです。
数日前にも台風の影響でかなりの雨が降ったので、峠道の荒れ具合も懸念しつつのスタートになりました。

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梅雨明け間近の今日は35℃を超える酷暑日の予報。
スタート時で既に29℃を記録しています。
日差しを遮るものが無いところなどはかなり危険な状態ですね。

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多摩湖を過ぎたところで本日一回目のパンク。
既に有間峠の魔物が動き出したのか!?
実はメンバーの一人が右足に違和感を訴え、リタイアを決めた直後でした。

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それにしても暑いです!
アプローチ最初の山王峠はそれほど難易度は高くありませんが、息が上がってしまいます。
ペースを抑えているつもりでも心拍数がどんどん上がります。

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いつもだとメインになる山伏峠も今日は温存してクリア。

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山伏峠を越えたあとは国道299号線を秩父まで15kmほど下ります。
長~い下りは気持ちいいですね!

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秩父まで下りてきて目に飛び込んでくるのは武甲山!
こんな遠くまで来たんだという実感が沸いてきます。
せっかくなので秩父駅まで脚を伸ばしてみたり、プチ秩父散策してみました!

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秩父駅を発ったあとは国道140号線を進みます。
ちょうどいいタイミングでSLに遭遇したり、峠を目前にしてテンションが更に上がってきました!

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国道140号線から県道73号線への分岐を左折すると、いよいよ峠道が始まります。
有間峠まで距離20kmで、900m程の上りです。

上り始めると山頂辺りの雲が黒くてちょっと気になりますが、山の天気が変わりやすいのは当たり前なので、かまわず峠を目指しました。

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前半は浦山ダムやトンネルをいくつも潜ったり、変化に富んでいますが、10km程上るといよいよ本格的な峠道となります。
集団も徐々にばらけ始め、ここからが本番と気持ちを引き締めます。

上に行くに従って天気が変わりだしました!
ポツポツと雨が降り出しましたが、全然濡れない程度なので構わず走ります。
先頭が峠まで残り2kmという辺りから雨がかなり強くなってきました。
雨はいっこうに止む気配はなく、どんどん強くなってしまい、メンバー全員が峠に着いたときには土砂降りになってしまいました。

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せっかくなので峠で記念撮影!
写真など撮っている場合ではありませんが、恒例ということで・・・。

このあと雨が止むまで待つか、一気に下ってしまうか迷いましたが、体が冷え切ってしまったので、一刻も早く下る方を選択。
土砂降りのダウンヒルを開始しました。

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道は所々川のようになってたり、土砂が流れ出したりしています。
ブレーキは全然効かないのでゆっくりゆっくり・・・。

体は寒さで硬直してバランスもうまく取れません。
しかもメンバーの一人は両足が攣ってしまって走行不能になってしまいました。

しばらく休んで走り出したとたん、今度はリーダーのバイク前輪がパンク!
最後尾にいたのでひとりぼっちになってしまい、修理に取りかかっていると、プシューッ・・・と後輪までパンクする始末。
チューブラータイヤは予備の予備があったので、なんとか自力でリペアしました。

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更にリーダーを助けに上ってきたメンバーまでパンクしてしまいました。

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そしてそして、なんとか下山し、雨も止んだのでホッと一息していたところでもう一台パンク!
合計7本のパンクに見舞われ、さんざんな峠越えになりました。

それでも落車やけがなど無く、想定していたことがたまたま まとまって起こっただけなので、なんとか対処もできましたし、とにかく無事でよかったです。

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帰路の途中、多摩湖の堤防に差し掛かると夕日が沈む瞬間に遭遇。
一日の苦難を良き思い出に変えてくれました。