ロング」カテゴリーアーカイブ

2016/08/14 ふじあざみライン

2016年8月14日 曇 26℃(スタート時) 219.4km
コース ふじあざみライン

参加メンバー
うーの ・ ぶ~りん ・ さおりん ・ T上 ・ tao ・ omiemon ・ さく ・ barbar ・ リーダー


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8月14日はバイクルもお盆休みをいただきまして、ガッツリ超ロングに挑んできました。

コースに選んだのは激坂で有名なふじあざみライン。
ふじあざみラインは富士山五合目まで上る3ルートの中でもっともきつい勾配を誇るコース。
距離11.5kmで約1,100mも上る、平均勾配10%、最大勾配はなんと20%を超える超難関ヒルクライムです。
しかも今回ヒルクライムだけでなく、バイクルから自走で挑むという、怖いもの見たさ的なアドベンチャーロングになりました。

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今回は 長丁場なので、集合時間をいつもより早めに設定しました。
天気も雲が多めだったので、かなり涼しいスタートになりました。

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バイクルスタートから南へ約10kmほど進んで多摩川サイクリングロードを少し走ります。
朝の早い時間ですが、ランニングやウォーキングなどを楽しむ人達がたくさんいました。
みなさん健康的です。

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野猿街道~津久井街道を経由して道志みちへと繋ぎます。
山中湖までおよそ40km。

昔ながらの道なので未だに道幅の狭いところなど数カ所ありますが、比較的車の少ない良いツーリングコースです。
コースはアップダウンを繰り返しながらの上り基調で、最後に約4.4kmほどの山伏峠を越えます。

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コース途中の久保つりばしで休憩。
道志みちに入って約20kmのところにある程よい休憩スポットです。

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更に10kmほど進み道の駅どうしでも休憩を入れました。
休日はいつもたくさんの人で賑わっていますが、お盆ということもあって更に人が多かったです。
いろいろと出店もあって、たっぷりと補給をしました。

しばらく休憩していると、兄弟店のミツイキチームと遭遇しました。
どうやら行き先は同じ方面らしいのですが、まだ検討中とのことなので、付かず離れず走ることにしました。

バイクルはすでに休憩が済んでいたので、一足先に道の駅を発ち、山伏峠を目指すことにしました。
ここまでアップダウンを繰り返してきたリズムが、上りのみになるのでオーバーペースにならないように上りはじめます。
足にはまだ余裕がありますが、なんといってもあざみラインまでとっておかなければならないので、ひたすら温存ペースを維持して上りました。

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山伏峠で後発のミツイキチームに追いつかれて再び合流となりました。

このあと山中湖へ下り休憩をしたところで、2チーム一緒にふじあざみラインにチャレンジすることに決まりました。

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山中湖畔を少し走り、国道138号線を御殿場方面へ左折すると籠坂峠へ約2kmほど上ります。
ここは勾配もそれほどきつくないのですが、やはり温存ペースでクリアします。

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籠坂峠を越えて6kmほど下り、ふじあざみラインの上り口となる道の駅すばしりで休憩を入れます。
ここで最終の補給などをしたり、あざみラインのコース確認などをして準備を整えます。

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そしていよいよふじあざみラインヒルクライム開始です。
今回殆どのメンバーが初めて挑むということで、上り始めは様子をうかがいながらゆっくり進みます。

このコース、ほぼ直線的に五合目に向かう一風変わった道の作りです。
尾根伝いに道はないので、傾斜がきついままなんです。
しかも上り始めの3km程はほぼ直線なので、先が見えていやな感じです。

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1km・2kmと進むにつれて少しずつ集団がばらけ始めます。
序盤はまだ表情にも余裕がありますね。

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右手にふじあざみラインの大きな壁が見えると、一定間隔で細かく九十九折りになっているジグザグしたコースに突入します。
この辺りはまだ激坂区間ではありません。

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6kmほど進むといよいよ激坂区間に突入です。
霧が濃くて見にくいですが、富士箱根伊豆国立公園の看板が目印です。

全長11.5kmのうち6km進んだということはあと5.5kmほど。と考えると大したことなく感じますが、この5kmの戦いが壮絶なんです。

傾斜は約20%。
ここまでも約10%近くを何kmも上ってきているので、全く余力がない状態で激坂と勝負しなければなりません。
全身の力を使ってペダルを一踏み一踏みしていきます。

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後半になると全てを使い果たしてしまいますが、それでもまだ傾斜はゆるむことなく立ちはだかります。
最後の切り札は斜行・・・。
車線をいっぱいに使って走れば距離は長くなりますが、傾斜はかなり楽になるんです。

きつい坂もいつかは終わる。そう心に言い聞かせ、一歩一歩。
とにかく今目の前にある坂を上る、目の前のカーブまでがんばる・・・。

そしてついに五合目に到着し、この苦難から解放されました!

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ひとしきり休んで落ち着いたところで今年一番のショット!
本当にみなさんお疲れ様でした。

しかし今日はまだ終わっていません。
ここは折り返し地点です。
そうです、もちろん帰りも自走です。

ということで帰路も元気よくスタートしました。

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道の駅すばしりまで下りたあとは籠坂峠まで約6kmのヒルクライム。
あざみラインから比べたらかなり緩い傾斜ですが、調子に乗らずしっかりとクリアします。

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山中湖からは山伏峠を2km程上り、峠を越えると津久井までほぼ下り基調。
途中いくつかある上り返しを軽々越えていきます。

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津久井からはナイトランになりましたが、ほぼ予定時刻に無事帰宅できました。

数年前までは200kmを走ることなどあまりなかったバイクルロングも、良いのか悪いのか最近普通になってきました。

今回の距離:219.4km
最大標高差:1,940m
獲得標高:4,215m


2016/08/07 天目指峠~正丸峠

2016年8月7日 晴 29℃(スタート時) 112.3km
コース 天目指峠~正丸峠

参加メンバー
barbar ・ ITO ・ ニャンジロウ ・ you大 ・ リーダー


8月に入り関東地方は毎日暑い日々が続いています。
ロングへ行くのもかなり過酷な季節になってきました。

この時期は何処へ行っても暑いのですが、できるだけ涼しいところということで、コースを正丸峠にしました。
正丸峠はこの季節でも比較的涼しいので、ランチも正丸峠で済ませ、できるだけ暑いところにいる時間を少なくするプランでスタートしました。

今回はいつもとはアプローチを変えて、天目指峠経由で国道299号線側から正丸峠へアタックしました。

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気になる天気は晴れの予報だったんですが、前方の雲が分厚く、ところどころ黒くなっているのが気になります。

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市街地を抜けると、先ほど気になった雲は切れました。
気温もそれほど高くなく、暑いながらも気持ちよく走れました。

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最初の峠は山王峠。
距離は短いですが、比較的傾斜がきついのでゆっくりと温存して上ります。

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次の峠は天目指峠。
名栗と国道299号線をつなぐ峠道で、距離は約3kmと短めですが、傾斜がきつい上り応えのある峠です。
ここもメインではないので、温存ペースでクリアしました。

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国道299号線に出ると、正丸峠の上り口まではすぐですが、緩やかに上っているので、知らず知らずのうちに疲労が溜まるポイントです。
焦らずにペースを守って進みます。

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そしていよいよ本日のメイン正丸峠のヒルクライム開始です。
299号線側からは普段あまり上らないので新鮮な気分で望みます。

序盤は緩やかに始まるのでしばらくは集団で上っていきますが、次第に傾斜がきつくなると徐々にばらけ始めました。
最後はそれぞれ全力モードでゴール。

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正丸峠でいつものショットです。
予想通り正丸峠は涼しく、正解でした。

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そしてランチも予定通り、名物の正丸丼をいただきました。


2016/07/31 時坂峠

2016年7月31日 晴 30℃(スタート時) 80.1km
コース 時坂峠

参加メンバー
ニャンジロウ ・ ITO ・ barbar ・ tao ・ omiemon ・ かさじ ・ ぶ~りん ・ さおりん ・ T上 ・ さく ・ リーダー


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ようやく梅雨が明けて、今回も好天に恵まれましたが、天気はどうやら不安定らしく、午後からは雨が降りやすいという予報が出ています。
ということで、今回のロングは近場の時坂峠へ行ってきました。

集合時の天気は快晴。
雨の降る気配はほとんど無く、もう少し長いコースでも良さそうかなと思いつつスタートしました。

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走り出してみると生暖かい風が強く吹いていたり、目指す先の空が厚い雲に覆われていたりと、確かに天気は不安定な感じです。
それでも湿度はそれほど高くなかったので、暑いながらも気持ちよく走れました。

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睦橋通り~檜原街道と順調に進みます。
雲は相変わらず多めですが、青空と山のコントラストが最高です。

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檜原村役場を過ぎ、橘橋交差点を右折すると時坂峠の上り口に到着です。
入り口は檜原とうふで有名なちとせ屋さんが目印ですね。

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小休止してヒルクライムスタート。
今回も先行組と後続組と時間差でスタートする形になりました。

走り出しはゆったりペースでしたが、徐々にペースアップしていきます。
少し縦長な展開が続きましたが、傾斜がきつくなったところで一気に集団が崩れて残りはそれぞれのペースとなりました。

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峠手前の分岐で合流して、残りはゆったり峠の茶屋まで走ってゴール。
目の前に見える山は、以前杉の木を伐採していて、また新しい杉が植えられています。
黄金の粉が出ないやつだといいですね。

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時坂峠でいつものショットです。
まだまだ雨の気配はなく、山の景色も最高にきれいでした。

このあと、麓のちとせ屋さんでゆっくりしてから帰路に就きましたが、何名かのメンバーは、家に着いた直後にものすごい雨が降ってきたそうでした。
間一髪でした。