2012年7月22日 曇 22℃(スタート時) 96.5km
コース 小平~多摩湖~飯能~顔振峠~東峠~山王峠~笹仁田峠~多摩湖~小平
参加メンバー
ニャンジロウ ・ さおりん ・ barbar ・ omiemon ・ tao ・ kyukyuta ・ リーダー
天気予報ではほぼ一日曇で、気温はそこそこ高くなるとなっていましたが、ロングスタート時間になると霧雨が降ってきました。しかも空気も冷たく、涼しいというよりは寒いという言葉がぴったりでした。
今回のロングコースは難易度の高い顔振峠。前回ガッツリときついコースだったので、今回は控えめと行きたいところでしたが、やっぱり峠はしっかりと上りたいので、一点集中型でコース決定です。
予報では雨は降らないことになっているので、霧雨も一時的なものと読んでロングスタートしました。多摩湖に着くと今まで見たこともないくらい霧に覆われた幻想的な景色になっています。多摩湖を抜けると霧雨は治まらないどころか雨に変わってしまいました。
いったんコンビニに駆け込み雨宿りします。しばらくすると雨は止み、路面もドライになったので走り出そうとバイクを手にすると、メンバーのバイクがパンクしていました。4週連続パンク記録です。
結局再スタート後も霧雨が降ったり止んだりを繰り返しますが、ウェアが湿らない程度なので気にせず進みます。飯能を過ぎコンビニ休憩を一回挟んでいよいよメインの顔振峠を上ります。
顔振峠へ上るには3ルートあり、バイクル御用達は一番難易度の高い国道299号線吾野駅付近からのアプローチ。距離は3.5kmほどですが、勾配は最大で15%~20%(かなりアバウト)と、かなりの難コースです。
おのずと上り始めから抑え気味のペースとなります。湿度のせいか体は重く、なかなか前に進みません。
この峠道はいったん勾配が上がったら緩むことがないので、上りきるまで殆ど休めず、ひたすらペダルを漕ぐしかないのです。九十九折りのカーブの先には、行く手を阻むように目線より高い位置に次のカーブが現れます。これを何度か繰り返しているとようやく勾配が緩み、苦痛から解放されます。後半はほぼ惰性でなんとか峠に到着します。
峠の景色は真っ白に霧で覆われ何も見えませんでした。霧雨というか小雨も降っているので早々に下山し、残りの東峠~山王峠~笹仁田峠も無事に超えて、結局今回もハードなロングとなりました。