2012年11月4日 晴 12℃(スタート時) 112.1km
コース 小平~多摩湖~笹仁田峠~小沢峠~名栗湖~有間峠~名栗湖~山王峠~笹仁田峠~多摩湖~小平
参加メンバー
ITO ・ しゃくれ ・ リーダー
今回は参加メンバーが少なかったので、ちょっと普段行かないコースを開拓してきました。
開拓といっても、コースは過去2度ほど行っている有間峠なんですが、時間の制約がある通常のロングで行けるかどうかという意味で開拓してきました。
有間峠は傾斜のきつい峠道が10kmほど続く難易度の高いヒルクライムコースですが、峠の麓までのアプローチは45kmほどとそれほど遠くないので、トレーニング的に考えると最高のコースなんです。しかしとにかく道が悪くて、行くたびにパンクが続出してしまうので、メンバーから敬遠されているコースなんです。
天気は最高に良く、雲一つ無い快晴でした。山も紅葉を始めていて、景色も良く、陽気も良く、最高のサイクリング日和。有間峠からの景色も絶景間違い無しです。好天とコース開拓で朝からハイになってしまい、前半ペースが速くなってしまいました。
飯能でコンビニ休憩を挟み、ゆっくりペースの小沢峠経由で名栗湖の分岐まで進みます。名栗湖前の急斜面がかなりきつく、序盤のハイペースとも重なって名栗湖・有間ダムに到着するとけっこう疲れてしまいました。
そしていよいよ有間峠に向かってヒルクライム開始です。序盤はペースを合わせて会話をしながらゆっくり上り始めます。路面には相変わらず小石が散らばっていますが、あまり問題ないレベル。たまにタイヤ表面をグローブでなでたりしながら上ります。
しばらく上った辺りで各々のペースに切り替え、本格的登坂モードに切り替えます。上り距離は10kmなので、サイクルコンピュータで距離を確認しながらペース配分します。この上りがきつい理由は斜面がきついだけではなく、路面が波打っていたり、ひび割れて凸凹しているので、スピードの維持が難しいんです。
普段よく行く峠は4~5kmでゴールというのが多いんですが、有間峠ではまだまだ中間地点です。この辺りから普段鍛えていない領域になり、体のあちこちが痛くなり出します。足も腰も腕も思うように動かず、なんとかハンドルにしがみつき、ペダルを踏みしめているとようやく山頂付近で勾配が緩くなり苦痛から解放される瞬間が訪れます。残り2kmは緩斜面になり、少し体を回復させながら、なんとか峠に到着しました。
峠からの景色は思っていた通り絶景で、都心のビル群やスカイツリーがはっきりと見え、これまでの苦労は一気に吹き飛びました。懸念されていたパンクもなく、有間峠の開拓成功です!