2013/02/10 顔振峠

2013年2月10日 晴 2℃(スタート時) 98.0km
コース 小平~多摩湖~飯能~R299~顔振峠~東峠~山王峠~笹仁田峠~多摩湖~小平

参加メンバー
さく ・ ITO ・ じゃみー75 ・ tao ・ ぶ~りん ・ さおりん ・ 鈴K ・ MARI ・ T上 ・ リーダー

コース決めに少し時間がかかりましたが、「暖かいところへ!」という意見が季節外れに印象的だったので、アプローチや峠の日当たりのいいところで、顔振峠にコースを決めました。

顔振峠までのアプローチは、飯能駅方面から国道299号線を通り、吾野から上るルート。帰路は東吾野まで降りて東峠、山王峠、笹仁田峠を連続して越える、割とハードなルートです。

スタート時の気温は2度と低く、まだまだ冬まっただ中ですが、風が無く日差しが強いので、気温の割には寒さを感じませんでした。日中はポカポカと暖かく、気持ちよく走れました。

前半の平坦基調なアプローチを終えて、いよいよメインの顔振峠の麓に到着。ウィンドブレーカーを脱いでヒルクライム開始です。上りはじめは誰一人ペースを上げることなくスローペースでスタートしますが、開始早々から急勾配が行く手を阻みます。

1段、2段、3段と段階的に勾配が上がり、気がつくと足はいっぱいで心拍数も呼吸もMAX状態。残された手段はひたすら我慢あるのみ。なんとか前にいるメンバーから離されまいと必死にペダルを漕ぎます。

中盤辺りが一番きついポイントで九十九折りが続きます。カーブの先を見ると次のカーブは見上げるように高いところに・・・。心も折れてしまいます。意識ももうろうと上っているとようやく急勾配がゆるんでくれるので、ちょっと一呼吸入れます。右手には絶景が広がり、これにパワーをもらってラストスパートをかけ、ようやく峠に到着します。


峠の展望台からの景色は最高!西の方ほど、山に雪がかぶっていて、グラデーションがきれいでした。写真ではわかりにくいですが、中央には富士山がくっきり見えています。峠は日差しが強く、 今日のテーマ「暖かいところへ!」の希望はクリアできました。

しばらくの間余韻に浸りつつ、根っこが生える前に下山し東吾野駅まで進みます。ここからは小さい峠越えの連続。まずはじめの東峠はリーダーががんばる宣言。中盤から無駄にスピードを上げ峠を越えます。続く山王峠、笹仁田峠も掛け合いが続き、かなりハードな復路となりました。