2013年5月12日 晴 20℃(スタート時) 114.7km
コース 小平~多摩湖~笹仁田峠~山王峠~名栗湖~有間峠~名栗湖~山王峠~笹仁田峠~多摩湖~小平
参加メンバー
omiemon ・ さく ・ うーの ・ さおりん ・ T上 ・ リーダー
今回もコース決めに時間がかかりましたが、ちょっとハードに有間峠に行ってきました。
前夜まで降った雨が上がり、気温も一気に上昇して気持ちのいいサイクリング日和になりました。雨上がりということで、峠からの絶景も望めそうです。
有間峠は、バイクルから比較的距離は近いのですが、なかなか定番コースには選ばれません。というのも、上り距離が10kmと長く、平均勾配約8%と傾斜もきつい超級ヒルクライムなので、ちょっとしたスペシャルコースなんですね。しかも、路面状態はいつも悪く、パンクのトラブルも多い難コースとして一目置かれてしまっているのです。今回も有間峠と決まった瞬間に、リーダーがスペアタイヤを1本追加する程、魔物の潜む峠なのです。
多摩湖までのサイクリングロードは路面が乾ききっていなかったので、走り始めてすぐにバイクが汚れてしまいましたが、市街地の道路は殆ど乾いていたので、何事もなく順調に進みました。
しかし、笹仁田峠を越えた後、成木のコンビを直前にしてパンク発生です。タイヤはトレッドからサイドにかけてざっくりと裂けてしまいましたが、タイヤブートで応急処置をして再スタートできました。早くも魔物が始動したようです。
その後は問題なく峠の入り口、名栗湖まで進みます。
湖から有間峠を望む景色がきれいでした。
小休止して、いよいよヒルクライム開始です。
路面はいつものように落石の後が多数あり、目に付く石は避けながら上りますが、上るだけでもやっとなので、時たまふらつき加減になってしまいます。しかも、今回は舗装工事前の箇所が何カ所もあり、表面が砂地になっていたので、走りが重くて大変でした。
今回の上りは約10m。普段上る峠道は4~5km程度なので、約倍の距離。中盤辺りまで来ると足は既に終了モード。しかしまだまだ倍の距離。メーターの距離を見てはため息をつき、なんとか前に進みます。
後半にかけて勾配がいったん緩む箇所があり、ここでパワーを回復させます。所々景色がよく見えるところがあるので、チラ見でさらにパワーアップし、ラストスパートをかけ無事有間峠に到着しました。
気になる景色は、朝から一気に気温が上がったので、若干靄がかかっていましたが、都心まできれいに見えました。出来れば余韻に浸ってゆっくりしたいところですが、帰路もあるので早々に下山開始。
ダウンヒルも路面が悪いので気持ち良くとはいえないものの、傾斜があるので、一気に下ります。
と、ここでまた魔物にやられました。本日2度目のパンクです。
今度はタイヤには問題なく、普通にチューブ交換ですみましたが、やはりここに来るとただでは返してくれないようです。
まあ、この程度の貢ぎ物で、怪我などなく無事に帰れれば御の字でしょうか・・・。