2014年5月4日 晴 14℃(スタート時) 214.5km
コース 小平~多摩湖~奥多摩湖~柳沢峠~塩山~柳沢峠~奥多摩湖~多摩湖~小平
参加メンバー
じゃみー75 ・ tao ・ ITO ・ ぶ~りん ・ さおりん ・ さく ・ T上 ・ barbar ・ リーダー
ついに塩山に行っちゃいました!
バイクルロングの記録更新。正真正銘の超ロングです。
塩山まで行くと距離は200kmを超えるので、それだけでも大変なんですが、行くのであれば柳沢峠を越えてまた柳沢峠を上り返すルートというこだわりがあったので、今までなかなかチャレンジできませんでしたが、ようやく念願が叶いました。
今回はかなりの長丁場なので、なにがなんでも完走という強い意志は持たず、途中で力尽きた場合はそこで折り返すというルールを決めました。
走行時間もかなりかかるので、スタートはいつもより早めてバイクルを5時30分出発です。
走り出しはすでに日が昇って明るくなりましたが、かなり肌寒かったので、ウォーマー類着用率が高かったです。
普段はまだ寝ている時間なので体はまだ起きていません。あくびが出たり、ボーッとしたり、ちょっとハイだったりと、いつもとちょっと勝手が違いますね。
長丁場に備えてアプローチの巡航速度も若干緩めで進みます。
最初の難関、奥多摩湖小河内ダムへの上りですが、ここで足を使うわけにはいきません。ペースはいつもよりやや抑え気味に、一丸となって上ります。
心も足もフレッシュなまま小河内ダムに到着できました。
普段より早い時間なので、山がいつもとちょっと違って見えて綺麗でした。
小休止したあと先を目指します。
次の目的地は道の駅たばやま。ダムから約1時間程走ります。
しばらくは湖畔を進む平坦コース。朝日を浴びて気持ちが良いです。
湖を離れると山に向かって起伏の多いコースに変わります。
いつもこの景色を見るとちょっとした緊張感がはしりますね。
この辺りからは体力的なダメージだけでなく、精神的ダメージも影響してきますので、ペースには細心の注意が必要なんです。
先頭の絶妙なペース配分で疲労も少なく道の駅に到着。
以前この道の駅がなかった頃は休憩ポイントを定めにくかったんですが、今は本当に助かりますね。
バイクラックも備えてあったりと、自転車乗りへの配慮が嬉しいです。
今回はゴールデンウィークだけあってかなり賑わっていました。
道の駅を発ったあとは、いよいよ柳沢峠を目指します。
山は桜などの花と新緑で色付いていて、すごく綺麗でした。
この季節しか見られない景色ですね。
紅葉も綺麗だけど、春の山は華やかです。
柳沢峠への上りにさしかかりました。本日前半のクライマックスです。
道のりは約10kmで、ところどころ勾配も高くなる難コースです。
いつもはここでフルパワーですが、今日はまだまだ先があるので温存モードでヒルクライムします。
途中落合の釣り堀で休憩を入れて、ゆっくり峠を目指します。
そして柳沢峠に到着。
いつもなら折り返し地点ですが、今日はまだ先があります。
写真ではわかりませんが、富士山が雲をかぶって迎えてくれました。
そうそう、体力的に問題がなかったので、塩山側へ下りることをここで決断しました。
というか、誰も下りるかどうか確認しないくらい下りる気満々でした!
塩山に向かって約20kmのダウンヒルです。
景色が最高でキョロキョロしてしまいますが、あくまでも安全運転で・・・。
遠くに小さく見える塩山の街並みが、どんどん大きくなってくるのには感動を覚えます。
このあとちょっとゆっくり塩山を満喫。
お昼にほうとうを食べて、デザートを食べてと、せっかく来たので観光モードも忘れません。
ゆっくりしたあとは、今日のメインヒルクライム、塩山~柳沢峠越えです。
道のりは約18km。激坂はありませんが、やはりこちら側もところどころ勾配が上がる難コースですね。
メンバーの殆どが初めて上るので、ちょっとドキドキでしたが、2つのグループに分かれて無事柳沢峠まで上りきりました。
使用後の顔です。
ちょっと疲労の色も見えますが、達成感でいっぱいです。
このあとは一気に奥多摩湖までダウンヒル。
途中落車のトラブルがあったんですが、奇跡的にケガもバイクトラブルも大したことなく走り出すことができました。
ホッとする間もなく走り出し、奥多摩湖までは快走。
奥多摩からはしばらく車の渋滞が発生して少し走りにくくなりましたが、路肩をのろのろいったりして、とにかく前へ進みました。
帰路に就く頃にはすっかり暗くなってしまいましたが、長~いロング、みんなで完走できました。
みなさん本当にお疲れ様でした!
少し大げさですけど、一生の思い出になりましたね。