ロードレーサーに乗るライダーの方々は、
乗る前にタイヤの空気圧をチェックするのは当たり前ですが、
一般車に普通に乗る方々の中には、
空気を入れる概念そのものが無い人がいるようです。
特に最近は、
アシスト車などに使われている頑丈なタイヤが多くて、
ちょっと手で押したぐらいじゃ様子がわからないし、
アシスト車だと空気圧が低くてもスイスイ走れちゃうから尚わかりにくいようです。
たまに、
「駐輪場にずっと置いてただけなのに、タイヤの空気が抜けてるみたいなんですが、誰かにイタズラされたかも・・・」
と、来店して相談される方がいます。
たぶん、イタズラじゃあありません。
じゃあ、なんで?
それは、
パンクじゃなくてもタイヤの空気が抜けるのは~、
ドンドンッ!(太鼓の音)
チューブには、分子レベルの穴があるから~。
(NHKの「チコちゃんに叱られる!」風でお願いします)
タイヤの空気が抜けてて、
やれイタズラだ!とか、やれ品質が悪い!などと、
ボーっと生きてきたそこのあなた、(失礼!)
自転車に限らず、
タイヤの中にはチューブが入ってて、
(あー、チューブレスタイヤってのも例外であります!)
そのチューブに空気が入ってて、
その空気はチューブの表面の分子レベルの穴から少しずつ抜けているんです。
だから、
タイヤに空気は定期的に入れましょー。
一般車でも、一ヶ月毎が理想です。
年末の大掃除の時に、
自転車もきれいにして、
空気も入れてくださいね。