パーツ類のオーバーホール作業に入ります。
パーツ類も必要な部分は分解し、洗浄、調整などをしていきます。
リアディレイラー。
左が作業前、右が作業後です。
リアディレイラーの裏側。
リアディレイラーはプーリー周りが油で固まってしまうので、入念に洗浄を行います。
状態によってはここまで分解を行います。
(写真は別なバイクのものです)
フロントディレイラーは泥詰まりを起こし動きが悪くなっていました。
フロントディレイラー裏側。
きれいに洗浄して、注油を行います。
チェーンホイールは見た目きれいですが、裏側に大量の油の固まりがありました。
チェーンリングを外して洗浄します。
チェーンリングは歯先まで細かく洗浄します。
ブレーキアーチはかなりの泥詰まりがあり、入念に洗浄します。
スムーズに動くようになりました。
スプロケットは最も油汚れの多い部分。
初期のチェック段階で気になっていた歯の摩耗があり、トップ側3枚が歯飛びを起こしていました。
まずはきれいに洗浄します。
トップ側3枚の歯を新しく交換します。
交換完了。
ヘッドパーツはかなりの汚れとサビを確認しました。
ベアリングはグリスが抜けてしまいかなりのダメージを受けていました。
今回は交換ではなくメンテナンスを行います。
初めにシールを傷つけないように外します。
クリーニング液でベアリングを洗浄します。
洗浄完了。
ベアリングにグリスを注入します。
ヘッドパーツのオーバーホール完了。
一通りのパーツ類のオーバーホールが完了しました。