こちらはリアホイールのスポーク交換作業です。
後ろの車輪がゆらゆらするとのことで持ち込まれました。
一般の自転車は泥除けで車輪が覆われているので、スポークが折れたことに気が付きにくいんです。
子供乗せ付電動アシスト車は、リアホイールにはかなりの負担がかかるので、スポーク折れの依頼はかなり多いんです。
ニップル付近がぽっきりと折れています。
この部分が折れる一つの原因が、サークル錠が掛かったまま自転車を前進させてしまうこと。
掛かったままのサークル錠にスポークがヒットし、曲がったスポークがやがて折れてしまうんです。
一本折れると付近のスポークに負担ががかり、気が付かないうちに複数本が折れてしまうのです。
スポーク折れには出来るだけ早く気付くことが大事なので、普段から気にするようにしてあげましょう。
最近の自転車は車体から車輪を外さないとスポーク交換ができない車種が多く、作業は結構大がかりになります。
3本のスポークが折れていました。
新しいスポークをホイルにセットします。
新しいスポークのテンションを上げていき、全体のバランスも同時に整えていきます。
スポーク交換・調整作業完了。
ホイールを車体に戻して作業完了しました。